本日は、四国・高知「土佐龍(とさりゅう)」の四万十ひのきをつかったまな板のご紹介です。
土佐龍にある2つの商品開発コンセプト
【木を無駄なく丁寧に使うこと】
間伐材を使用し、製造工程で出る端材や副産物を利用する商品開発に力を注いでいます。この間伐という作業自体も健全な四万十ひのきの森林を維持育成させるために必要不可欠です。
【素材を生かすこと】
素材の本質を生かす工夫を行ったきたのが日本の文化。その生かし方を形にすることが土佐龍のデザインコンセプト、言い換えるならば、できるだけ木(板)を削らない”板”としてのシンプルな存在感を生かすことにこだわっています。
この四万十ひのきのまな板も、間伐材を使用し、素材を生かしたデザイン。まな板(左)は自立するスタンド付きでお手入れも楽。またカッティングボード(右)は底部が弓型で立てかけた際に水が切れやすい構造になっています。
四万十のひのきは、ひのきの中でも油成分を多く含み、抗菌作用が強いことから、高級まな板の素材として昔から使用されてきました。天然の強い抗菌成分が雑菌やカビの発生を抑え、黒ずみを防ぎます。